積ん読ノート:ソラリス2006年01月06日 20:38

積ん読にはしたくないのだが、またしても仕事に追われる日々が再開してしまい、54ページを読んだところで中断を余儀なくされてしまった

なんでも以前流布していたのはロシア語からの重訳だったとのことで、検閲による削除やら修正がだいぶあったのだそうな
今回は決定版と言えそうなポーランド語からの完訳ということで、原稿用紙40枚分にも及ぶ脱落箇所を補った版というのがありがたい

レムはタルコフスキーの映画もソダーバーグのも気に入らなかったそうで、「2001年宇宙の旅」「ブレードランナー」と並べて映画と原作の関係を探ってみるのもまた一興だろう