色覚ゲーム(3)2005年12月14日 20:23

フィットネスクラブの女性用バスルームにスパイを放ち、そこでも体用と頭用のボトルと中身の色が逆転していることを確認した

最初は単純な取り違えかと思い、
次には経済的な動機があるのではないかと勘ぐった
しかし、ちょっと考えればわかることだが、頭用シャンプーよりも体用シャンプーの方がずっと減りが早いし、リンスインシャンプーと銘打ってある頭用シャンプーの方がリンス用成分を加えるというひと手間かかっている分だけ割高であろうことは容易に想像できる
とすれば、わざわざ体用と頭用を入れ替えてむざむざ損をする経営者などおるまい

ではこの色遣いは何のためなのか?

ボトルを眺めているうちにふと気づいた
透明な緑色のボトルに入ったピンク色の液体は白に近く見えるし、その逆もまた真なのである

ヘウレーカ!
緑色のボトルに緑色の液体を入れると中身がどれだけ入っているかがわかりにくい→点検する作業員が空になったボトルを補充しそこなう→空のボトルに遭遇した会員からクレームがくる→シャンプーをけちっているのではないかと痛くもない腹をさぐられる
…という連鎖を未然に防ぐための、これはかなり賢い戦略なのではあるまいか

さて、あとは POLA とプラシア宛にメールを送って真相を確認するかどうかだな…